今更聞けない・・食にまつわる用語集

最近よく聞くTPPって何??


管政権になってから急に聞くようになった『TPP』。
・・・・一体何なんでしょうか。


地球と職業.jpg


TPPとは『Trans-Pacific Partnership=環太平洋経済連携協定』や
環太平洋戦略的経済連結協定などとも呼ばれています。


簡単に言うと、太平洋を取り囲む諸国間の貿易をもっと自由に出来るようにするために、
貿易に関する取り決めを一元化しよう!という協定です。


その対象となる分野は全部で24種類あり、農業の他にも衣料工業
医療金融保険労働環境等様々あり、
参加が決まれば私達の暮らしは一変すると言われています。


TPPの歴史


そもそもTPPは2006年にニュージーランド・シンガポール・チリ・ブルネイによって始められました。


その後、アメリカ・オーストラリア・ペルー・ベトナム等も交渉を開始し、
現在はマレーシアを含めた9カ国で協議をしています。


またカナダ・フィリピン・韓国・台湾も、現在
TPP参加どうしよっかなーっと、関心を寄せています。


日本TPP参加のメリット


日本国内では賛成派反対派意見が真っ二つに割れ、
今も議論をしているのですが、日本政府としてはTPPに意欲的な態度を見せています。
議論.jpg


何で意見が別れるのか・・・そもそもTPPは何がメリットで何がデメリットなんでしょうか?


まずメリットですが、
輸入品に関税がかからなくなる分、外国の製品をより安く手に入れられます。
食料品も今よりもグンと安くなるため、家計がラクになります。


また自動車や貿易関係の業界にとっては
輸出が増えたりして追い風になると言われています。


さらに日本で認められていない薬や、医療が出来るようになるので
難病を患う患者にとってはありがたいです。


また、TPPに参加することで太平洋の諸外国との関係を良好に保つ1つの材料にもなります。


もし多くの国が参加することになれば、
規模の大きさゆえに世界的なルールとしての役割を担う可能性があるのです。
逆に言うと参加しなければ環太平洋諸国の中で日本が孤立?なんてことにもなりかねません。


日本TPP参加のデメリット


デメリットですが
輸入食品の検査基準も外国の基準と統一される可能性があるため、
残留農薬の規制が緩くなったり、
収穫後の農薬塗布が許可されるようになってしまうなど、
世界中から資材調達.jpg


今まで私達日本人の体質等も考慮して作られていた
厳しい使用基準が変わってしまう
と言われています。


なので、
何で国産品が国内で人気があるのかを考えれば、
それがどういう影響を及ぼすことになるのかは何となく想像できます。


また医療においては医療機関が自分で診察料を決められるようになるので、
高額な保険が効かない診察が増えたり、


営利目的の企業によって質を落とした格安の診察の恐れや、儲からない土地からの撤退など、
国民が平等に医療を受けられなくなる可能性があるということです。


一番議論の争点にもなっているのが、圧倒的に安い輸入品により、
国産が売れず国内農家の廃業が予想されるという点です。


食料自給率も今の40%から13%まで落ち込むという説もあります。


国内産業への打撃による国内雇用率の減少デフレ悪化による賃金カット等も心配されています。
万が一、天災などで食料が輸入されなくなったらどうなるんでしょうか。


なかなかゆっくり検討もできない!?


このように意見が割れる中で、
政府が慌てて交渉のテーブルにつこうとするのは何でなのでしょうか。


それは、TPP自体が早めに交渉することで
少しでも自分たちに有利な内容に出来るかどうか決まってくるからです。
先に始めた国でどんどんルールを決められるのですから、後から参加する国ははっきり言って不利なのです。


そんな状況なのですが東日本大震災があり、
ただでさえ被災地の雇用問題や早期復旧など課題が山積みなので、
自由貿易どころではないというのが現状です。
今後日本はどうなっていくのでしょうか。


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